杜日記

日記

自己犠牲 カムパネルラ

米津さんの新曲「カムパネルラ」
銀河鉄道の夜の登場人物が曲名


最初この人の考察を見て
https://youtu.be/qejzYWBHfzU


米津さんへの愛とリスペクトを感じた!

ジョバンニのその後が歌詞に反映されているのではないか?という考察
なるほど〜と思いながら見てた


そして
銀河鉄道の夜は読んだことがなくてストーリも全く知らなかったんだけど、気になって調べて、読んでみた

「自己犠牲」と「ほんとうの幸せとは?」
がテーマの作品
自己犠牲が果たして本当に自分にとって、周りにとって幸せなのか?ということを問われる内容だと思った


自己犠牲についてちょうど昨日の夜中、病んでいたときに考えていた


自己犠牲は人を傷つけることもある
美しいだけではないのかもしれない



そのあと、
音楽ナタリーの米津さんのインタビューを読んで

以下抜粋


──「カムパネルラ」はおそらく「銀河鉄道の夜」の登場人物の名前から取った曲名ですよね。だからこそ、ジョバンニとカムパネルラのような、残された側と遠くに行ってしまった側の関係を描いた曲になっている。

「はい。カムパネルラに対して歌っている曲ではあるんですけれど、歌っている人はジョバンニではなく、どちらかというとザネリというイメージです。ザネリはいじわるな子で、カムパネルラが死ぬ直接的な原因になってしまった人。自分はザネリにすごく感情移入する部分があるんです。人間は犯した過ちによって、直接的、間接的に限らず、誰かの死の原因になり得る。自分のいろんな選択が、誰かの死につながっていると思うんです。タイムリーな話で言うと、例えば自分が病原体の保有者で、それを知らないうちに人に感染させてしまって、それによってその人が重い病気になって死んでしまうこともあり得る。いろんな選択が誰かの死の可能性につながっている。ザネリはそれを目の当たりにした人間だと思うんです。カムパネルラの死に直接的に関わってしまって、それを引きずりながら生きていく。それが自分の性質としての自罰的な部分とリンクしたというか。」



ザネリか〜〜〜そうきたか〜〜〜!!!


ってなったんだけど


記事を読むと納得したし、あぁ米津さんだなと思った(笑)


他の方の考察も↓



https://t.co/a6gXiiLDtc






「わたしの手は汚れていくのでしょう」
誰もが誰かを汚す可能性があること
今のコロナのこと 無意識に移しているかもしれないこと
曲が世の中に広まりすぎて大衆性が高まったことにより人々に与える影響



何かを発信するということは受け取り手が存在するわけで

自分が発信した内容によっては人を傷つけることもあったりすることは
ブログも同じだなぁと感じた

感情に任せて書いちゃう時があって…

私のブログ読んでる人はあまりいないと思うけど、目にしてくれてる人もいると思うから

そこも踏まえた上で発信していけたらいいかなぁ



米津さんは詩的で思慮深い人だなぁと曲とかインタビューを聴いていて思う

一つ一つの言葉に重みがあるし、想いを感じる

わたしの脳みそでは考え至らないような想像力や感性、視点、知性を持ち合わせているのに、
腰が低くて、色々な人たちの気持ちを考えられて、私たちに寄り添うような優しさを持っている人だと思う


日本文学には疎いんだけど米津さんのおかげで興味持てそうです